ノリログ

〜思ったこと、そのまま書いてます〜

世界で働く話

どうも、ノリです。

最近のマイブームは海外で働く本を読むことです。何か疲れてるんでしょうか。でも未知の世界を知ることってワクワクしますよね!まずは英語を復習しよう…。

今回読んだのは、田島麻衣子著/世界で働く人になる! です。
著者は大学卒業後、会計事務所に就職しますが、かねてより希望していた国連職員になる為に退職後、専門知識や語学を身につけたり、大学院に留学して、晴れて夢を叶えます。
本書は、そんな国連職員として60か国の人と仕事してきた彼女の経験からの、世界で仕事が出来る人の共通点や様々なバッググラウンドを持つ人たちと働くコツや、英語の勉強の仕方のコツなどが書かれています。

日本は島国という地理的な面でも、領地となったことがないという歴史的な面でも、独自の文化と歴史が保たれた国と言えます。だからこそ、「言わずとも察する」ことや「感情をストレートに表現しない」ことが美徳とされますが、宗教や文化など考え方が根本的に異なる人々と仕事をする場合は、また対応が異なりますね。そのような言語を超えたコミュニケーションの鍛え方の話や、日本にいると当たり前としてやっていることが、世界で働くには強みとなる話が興味深かったです。
時間に正確であるとか、期限を守るとか、、そうなのか〜、と一気に読んでしまいました。
また英語の勉強の仕方では、著者の経験から聞く・読む・話す・書く力をつけるためのコツを押さえた勉強法を紹介されています。英語をどうにかしたい身としては、この章もためになりました。
まずは聞く力を養う。そして単語の並び方のバリエーションを記憶する。日本語と英語では文法の並びも単語の発音も違うので、その法則を吸収することが英語力アップにつながると書かれています。教材のオススメも掲載されてましたので、英語をポイントを押さえて勉強したい方にも是非!の一冊です。

話が変わりますが、この「言わなくても察する」は私が上京した時も経験があります。地元はかなり田舎ですが(尚且つ内陸の方。海側はまた違うと思う)、そういう田舎って人の入れ替わりがほとんど無いし、ずっと昔から住んでる人ばかりだからだいたい暗黙の了解でルールがあったり、みんななんとなく地元の人間だろうと言わなくてもわかるだろうっていう空気があります。
なので、東京に出てからは病院なり公共施設なりで「初めてなんですけど」と関西弁等でバンバン話しかけてるのを見て、カルチャーショックというか、これが東京で生きていくってことか〜!と衝撃を受けた記憶があります。今はそんなことないですけどね。
それまでそんなこと言う人いなかったからなー、ってどんだけ田舎なんだ…orz

話が逸れましたが、これまた海外で働きたいと思ってる方、その前に英語も勉強し直したいぞという方にもってこいの一冊です。

でわでわ☆





世界で働く人になる! [ 田島麻衣子 ]

価格:1,512円
(2016/10/11 12:11時点)
感想(0件)