町田の美術館の話
どうも、ノリです。
先日、お天気の良い日に町田にある町田市立国際版画美術館に行ってみました。
全国的にも珍しい版画だけを扱う美術館とのこと。地理的にはJR町田駅から徒歩15分くらいです。
こちらは初めてだったのですが、道も広く、途中看板(市内地図みたいの?)も出てたので割と迷わず行けました!笑
住宅街を抜けて芹が谷公園の一角にあります。
今回観たのはミニ企画展「オリンピック・パラリンピック文化プログラムに向けて〜まちだゆかりの作家〜松本旻」でした。
ミニ企画展なので、展示室ワンフロアのみのスペースで平日で人も少なかったので、ゆっくりスムーズに見れましたね。
作者はもともとは浮世絵の摺師(版を使って紙に一色ずつ印刷して摺る職人のこと)だったけど、京都で修行したのち上京後に就職したところで木版画の創作に目覚め、デッサンを学んで版画家へ転向したという経歴の持ち主だそう。出身は大阪ですが、町田には40〜60歳くらいまで住んでいたそうです。
版画というと、小学生の時に図工で木版画をやったのが思い出されます。白黒で、何か浮き上がってる感、、。
しかしこの松本氏の版画はそのイメージを覆しました。色もカラフルだし、パッと見は版画とわかりませんでした。
同じものを並べるモチーフが多いですが、そのコンセプトは「商品としての価値が付与されていたものを数多く並べ、その意味性を剥奪する」そうです。むむ、、。
また、富士山をあえてポップアートな感じに見せる作品も印象的でした。てか、これが版画ってどゆこと?!みたいな、写真を使って複雑な?手法で表現してるのが、すごかったです。因みにこのシリーズで1975年に第11回リュブリアナ国際版画ビエンナーレでグランプリを受賞したそう。
ご興味ある方は、12月25日までやっているそうなので是非足を運んでみて下さい。
自然の中にあって、階段も多いので良い運動になりました。笑 これからの時期にお散歩がてらいかがでしょう!
今日は美術館レポートでした!
でわでわ☆